2016年10月31日月曜日

2016 SGH秋休み企業・大学訪問研修 参加者レポート 08.江坂-起業家支援センター

【この記事は、本校生向けの学習資料として掲載しています。】

ここに書かれた各企業についての情報は、メモや記憶に基づいて参加生徒が書いたものです。訪問先企業・大学の確認を受けたものではありません。ご了解の上お読み下さい。

8.江坂-起業家支援センター 

「起業」と「働くこと」をテーマに
「起業」というのはとても難しいことで一部の優秀な人しかできないと思っていたけど、8割の一般の人々だと知った。ただ、起業するには、日々の生活費のために働くのではなく夢を持って働くことが大切だと分かった。また、「会社」というのは、その会社が決めた共通の目標、目的に向かって、そして、その会社の理念に共感していく組織だと分かった。これは、当たり前の話だけど私は「会社」イコール「収入」イコール「大変」というイメージがあったので本当にやりたいことを考えて仕事を選ぶことで長く同じ会社を続けられると思った。 自分の夢と趣味と得意なことが合わさった仕事をこれから見つけていきたい。
②「働く」とは何かということについて考えさせられた。「働く」という意味は、昔は人が動くから働く、つまり、第一次産業をベースに考えられていた。しかし、時代は変化し第一次産業が衰退しているような現在では、「働く」という意味は人のために働くことになる。また、起業する際には後者の考え方が必要であると代表取締役である高木さんはおっしゃった。なぜなら、自分自身の夢や想いがないと、起業したとしても、ただお金を稼ぐための手段であるため、長続きしないからだ。このように、起業する際だけに限らず就職や受験においても想いや夢をもつことが大切であるということを学んだ。


③まず最初に学んだことは、吹田市の開業率と廃業率についてです。この話を聞くまで吹田市にある会社は東京とかに比べたら少ないかなと思っていましたが、開業率、廃業率とともに全国でトップレベルだと聞いて驚きました。これからも開業率を増やし、廃業率を減らしていって欲しいと心から願っています。

 次に学んだことは、起業と起業家支援についてです。僕は以前まで起業なんて才能がある人しかできないと思っていました。しかし、未来のことを見据えたり、想い・自己認識・行動力を持ち合わせることによって起業できると知りました。こんな僕でもできるのではないかと自信を持つことができました。起業家支援については名前は聞いたことはありましたが、実際どんなことをやっているかは知りませんでした。だから僕は人を支配するような支援をしていると思っていました。しかし意外とそんなことはなく、ホームページを作ったり等簡単なことをやっているんだと知りました。

 最後に学んだことは働くということについてです。僕は働くとはお金のために働くことだと思っていました。しかし話を聞いて、お金のために働くなんてしんどいなと思いました。さらに学んだのは働くとは人が動くのではなく、人のために動くということです。この概念は全くなかったので成程と共感しました。僕は将来今日の話を頭に置きつつ働きたいと思いました。素晴らしい体験になりました。ありがとうございました。


④この企業訪問を通して、働くいうことを学びました。働くとは、昔は人が動くという意味であったが、今は人のために動くという意味であると教わりました。私は、人のために動こう、働こうとすると、お客さんも嬉しくなるし、その笑顔を見た働き手も嬉しくなって、一石二鳥だと思いました。自分のことばかり考えて起業するとうまくいかない、ということも教わりました。例えば、お金をもらうことばかり意識していると、自然とお客さんも寄ってこない。つまり、常に働くとは、どうすればお客さんが、幸せになるかを考えなければならないということだ、ということもおっしゃっていました。私は、お客さんが存在しないと会社は成り立たない、と考えるとその通りだなと思いました。


⑤私はこの企業訪問研修に参加する前は、「働く」ということを、ただお金を稼ぐことだと考えていました。しかし高木さんの話を聞いて、「働く」ということは、理念を持って行動することだと分かりました。特に、これからの企業は経営戦略ではなく、「経営理念」、つまり想いや夢がないと長くは続かないという言葉を聞いて、自分の未熟さに気付かされました。また、「経済という言葉は、経世済民を福沢諭吉が翻訳したものであり、世の中や人々を救うものだ」とおっしゃっていたのが、強く印象に残りました。私は今回の企業訪問で「働く」という人間の行為そのものを見つめるきっかけを得たと思います。高木さん、横山先生、また、企画された先生方。ありがとうございました。


⑥自分がいかに物事の表面しか見れていなかったのかを痛感しました。就職することや起業すること、働くということについて高木さんのお話を聞いてきちんと知れたと思います。働くということは誰かのためになることをするということであり、決して自分のためにお金を稼ぐためだけではないのだということを知ったことは、私の未来の選択にも必ず役立つことであり、人のためになる仕事をすることは私の理想になりました。そのために高木さんが仰っていたように、まず自己認識をして自分のことをもっと知るようにしたいと思います。自分には何ができて、何ができないのか、何が好きで、何が苦手なのか。それを知ることできっと自分のしたいことも見つかると思います。働くということをきちんと知れてよかった、心からそう思います。ありがとうございました。


⑦今回は本当に、以前知らなかったことをたくさん知れて、未知の世界に入った気がしました。最初はそんなに良い始まりでは無いと思いました。なぜなら自分たちの事前学習が不充分だったことに気づかされたからです。事前学習をしっかりすることも起業家に必要なことだと注意されました。そして、私は働くことは金を稼ぐことだと思っていました。しかし、高木さんは人の為に動くことと解釈していました。物理の授業で力が働くという知識を習ったなと思いました。

  今日教えてもらった中で一番大切なことは、夢があればなんでも叶えられるということです。だから、強い意志を持てるように頑張ろうと思います! 本日はすごくためになりました。ありがとうございます!

⑧私は初め、起業家支援センターがどんなことをしているのかあまりピンと来ていませんでした。だけど実際にお話を聞くと、起業家の人の苦手なことを手伝ったりして起業のサポートをし、起業家の人が支えに依存することなく自立させるようなことをしているとわかりました。また、働くとは、お金をもらうために動くことではなく、本来は人のために動くということなんだと知り、なるほどなと思いました。起業して成功させるためには強い想いが大切であることもわかったし、深くて良い話をわかりやすく話していただだけて、本当にためになりました。


⑨私は江坂起業家支援センターに行ってたくさんのことを学びました。一番印象に残ったのは、働くのはお金のためじゃなくて人々に喜んでもらうためだということです。私はその話を聞いて人々に喜んでもらえるために何が必要なのかを考えることはとても大切なことだなと改めて思いました。また就職活動をする時に大切なことも学びました。例えば自分の就職したい会社の面接の時にはその会社がもっている目的と同じ目的をもって話すことが大事だということを聞き、将来絶対に役立てようと思いました。

私は今回のお話を聞いて、人のことを考えて行動して人の役に立つ方法を考えたり、どうしたら生活しやすくなるかを考えたりすることは、働くためだけじゃなく自分の人生において大切なことなんじゃないかなと思いました。


⑩多くのことを学びました。「働く」ことの本質と自分のしたいことに対する姿勢についても学べました。はじめ私は、働くのは「何かをしてお金をもらうこと」と、とても単純に考えていました。ですが、お話を聞き、「人がお金を払ってでもしてもらいたいことをして、お客様を喜ばせ、その対価としてお金をもらう」ことだとわかりました。

今回の研修にあたり、私は、起業家について何も知らず、調べずのままで訪問しましたが、調べていればもっと深く学べていたはずだということを教わりました。ここから、自分のしたいことに対する姿勢については、自分の姿勢次第で学べることが増えることを学びました。

                                                                                                     ▲企業・大学訪問研修の目次のページへ