2024年3月28日木曜日

2024.3.16-17. 第9回待兼山会議(国際公共政策コンファレス)に国際文化科2年生3組が参加しました。

 2024年3月16日・17日に行われた大阪大学大学院国際公共政策研究科主催、第9回待兼山会議(国際公共政策コンファレス)に国際文化科2年生3組が参加しました。

この会議は、「私たちの社会を見つめ直してそこに存在する諸課題を自分事として捉え、その打開や解決のための能力と発信力を身に着けると共に、将来の新たな世界を切り拓くリーダーとなる高校生同士で刺激を喚起し、ネットワークを作り出すことを目的に」(募集要項より)2015年から開催されています。

            公式HP↓こちらから

本校からは開始年度より毎年数組が参加し、生徒はもちろん教員も多くのことを学んできました。

今年度参加した生徒に、後輩に向けたメッセージを書いてもらいました。紹介します。

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◾️渡邉ともかさん

ー 参加の話があったときの気持ち

待兼山会議という全国規模の研究発表会があると知った時、自分たちの研究がそんな大規模の研究発表会に通用するのか自信がなく、私の探究のペアに待兼山会議に参加することを誘おうか悩みました。しかし、参加には申込書と自分たちの2000字以上研究論文の提出が必要で、一次審査を通過できた参加者だけが大阪大学での発表の機会を得られるとのことだったので、もし一次審査に合格できたら堂々と自分たちの1年間の探究の成果を発表しようとペアで話し合い、参加を決めました。

ー 準備の際の苦労や工夫

待兼山会議での発表の準備で苦労したことは、発表原稿やスライドの作成時間を確保することでした。千里フェスタが2月上旬、後期期末テスト、待兼山会議が3月中旬というスケジュールで、千里フェスタの準備から待兼山会議を終えるまでとても忙しかったです。待兼山会議での発表の準備で工夫したことは、発表時間がたくさん与えられていた(千里フェスタの発表時間は7分、待兼山会議の発表時間は20分)ので、具体例や専門用語の説明を発表原稿に組み込むことでした。初めて私たちの探究発表を聞いてくださる方が発表を聞いていて疑問が残らないようにするということを意識して発表準備を行いました。

ー 当日の発表と質疑応答

当日の発表では、大阪大学の教授お二人が審査員を務められており質疑応答の時間は20分あったため、どのような質問を教授のお二人からいただけるのか、そのご質問に自分たちがしっかりお答えすることができるのかとても不安でした。しかし、教授のお二人は発表者が答えやすいように、簡単な言葉を用いて質問してくださったり、難しい言葉を用いた場合はその言葉の意味を説明してくださったりして高校生に寄り添った質問をくださいました。そのため、時々ご質問の回答に悩むこともありましたが、落ち着いてご質問にお答えできたように思います。

ー 得たこと

私は待兼山会議に参加して、他校の高校生の研究発表を聞いて新たな視点を得られたり、他校の高校生への教授の先生方のアドバイスをお聞きして新たな考え方を知ることができたりしたことがとても嬉しかったと同時に、自分たちももっと探究活動を頑張りたいという気持ちにもなり、もっと色々な社会問題に興味を持ってそれぞれに自分の意見を持てるようになりたいと思いました。

ー 後輩へのメッセージ

待兼山会議の当日2日間までは発表準備などで忙しい日々ではありましたが、その忙しさがあっても今回待兼山会議に参加できたことは自分の経験を増やしたり、視野を広げたりするという点でとても有意義なものだったと私は考えているので、もしも参加するか悩んでいる後輩がいたらぜひ参加してほしいです。


◾️二見樹さん

ー 参加の話があったときの気持ち

待兼山会議には1年間かけた研究の発表が千里フェスタだけでは物足りないという思いでペアと勢いで参加することに決めました。

ー 準備の際の苦労や工夫

準備には千里フェスタで既にあらかたできていたのでさほど苦労はしなかったのですが千里フェスタと違い発表の時間は倍近くあり、質疑応答が20分と長く、質疑応答でしっかり答えられるよう発表内容と使用したデータの見直しをして、穴がないようしっかりと準備しました。

ー 当日の発表と質疑応答

当日は審査員が大学の教授が面接のように次から次へと発表者へ質問で圧倒していたり、他県から来た参加者が凄い発表をしていたりと千里フェスタとはまた違う緊張感があって発表はかなり緊張しました。

ー 得たこと

最後の最後まで準備してやりきったという達成感や凄い発表や基調講演を聞いて世界には自分がまだまだ知らないことが広がっていてこれからもっと勉学に励みたいなという意欲を今回の参加を通して再度感じました。緊張しながらも大学の教授に発表を直々に聞いてもらい面接のように質問に答えるという経験は今後もできるかもしれませんが高校生のうちからこのような経験ができるのはとても自分の成長としても大きいと思います。

ー 後輩へのメッセージ

もしハードルが高いなと感じて参加しようか迷っていたら、もちろん準備は必要ですがそれ以上に得られるものがあると思うのでとりあえず応募してみるというのもいいと思います。


◾️村田美優さん

ー 参加の話があったときの気持ち

待兼山会議の他に、過去に2つの探究の発表会に参加していて、正直なところもう探究は十分かなと思う気持ちもあったし、参加するとこれから更に忙しくなることは目に見えていたので、参加するか迷いましたが、参加して本当に良かったと心の底から思いました。

ー 準備の際の苦労や工夫

20分の研究発表と20分の質疑応答という長い発表を今までに経験したことがなく、どれくらいの文量をどれくらいのスピードで話せばいいのか全然分からなかったので、発表する情報の取捨選択がとても難しかったです。

ー 学んだこと

私がこの発表会を通して感じたことは、論理的な話の展開の重要性です。人々を納得させるためには論理的に話を進めることが重要です。ただデータを並べるだけでは主張が明確にならないし、ただ主張するだけでデータがなければ説得力のある研究になりません。なので、データをしっかりと分析して、自分の主張と結びつけて話すことがとても大切なのだと痛感しました。

また、原稿を丸読みするのではなく、聴衆の方を見て、自分の言葉で伝えることで更に説得力が上がると感じました。また、当たり前かもしれませんが、良い質問をするにはまず自分の知識が必要であると感じました。そのためにも、ニュースなどで取り上げられている問題などについて日頃から考え、自分の意見を持っておいたほうが良いとわかりました。そうすることで、物事を多角的にとらえる力がつくのだと思います。私はその場ではただただ他の学生や先生の質疑応答を聞いて感心することしかできませんでした。

基調講演では、外務省に勤めていた方のお話を聞いて、自分の今見ている世界はほんの一部に過ぎないのだと感じました。世界で同じ問題を共有していると言っても、その国々によって立場は様々だし、それによって私達の元に届けられる情報も操られているのだとわかりました。だから、流れてきた情報だけを受け取り、信じ込んでしまうのではなく、それが真であるのか疑いの目を持って見て、自ら情報を得に行かなければ真の情報を知ることはできないのだと思いました。

ー 後輩へのメッセージ

上記のことは私が学んだこと、感じたことの一部です。うまく文章にできなかったですが、待兼山会議は実際に参加してみて初めて得られる学びがもっとたくさんあります。参加するか迷っている方がいれば、是非参加してほしいです。参加して後悔することはないと思います。

そして最後に、自分一人では絶対にここまで探究を頑張れていなかったと思うし、このような素晴らしい経験をすることができなかったと思います。一緒に研究をしてくれて、この会議に参加することを提案してくれたメンバーの二人にはとても感謝しています。待兼山会議を含めたこの探究での活動を忘れず、今後に活かしていきたいと思います。


◾️譲原露葉さん

ー 参加の話があったときの気持ち

待兼山会議についてお話があったとき、全国から志をもった生徒が集まり、それぞれの熱のこもった発表を「高校生だから」という手加減なしに評価していただけると知り、わくわくしました。

ー 準備の際の苦労や工夫は?

こんな機会は滅多にないと思い、たくさんの情報を集めて多角的な視点で研究を進めることを意識して準備をしました。

ー 当日の発表と質疑応答

当日の発表では、その努力を認めてくださったうえで、ひとつの情報を詳しく掘り下げると見えてくるものがあるのではないかという助言をいただき、情報を自分なりに深く分析することがまだまだできていなかったことに気づかされました。質疑応答を繰り返すなかで、自分たちの発表をより深めることができたように感じました。自分の中に今まで頑張ってきたという自信があったため、様々な意見にも心折れることなく、むしろ自分たちの研究が進化していくのを感じ早く研究を進めていきたいと思いました。

他にも、他校の生徒の研究発表や薮中先生による基調講演、阪大の学生方や先生方との交流を通してたくさんの刺激を受けました。他にも、他校の生徒の研究発表や薮中先生による基調講演、阪大の学生方や先生方との交流を通してたくさんの刺激を受けました。

ー 得たこと

私にはまだまだ知らないことがたくさんあるんだなあと気づかされ、新しいことを知る度に胸のときめきを感じました。そして、大学でたくさんのことを学び、研究したいと思いました。そのためにも、今できることを精一杯頑張っていこうと思います。待兼山会議は新たな自分と新たな世界を教えてくれ、忘れられないとても貴重な経験を与えてくれました。



2024年3月10日日曜日

2023年度 国際文化科「探究」振り返り(3) 他の研究から受けた刺激

 2023年度の国際文化科2年の課題研究「探究」の最終回に、振り返りのアンケートを行いました。

この記事では、「他の人の研究から受けた刺激にはどんなものがありましたか?」への生徒の回答をご紹介します。

重なる内容も多いですが、全体像を見ていただくためにほぼ全てをご紹介します。

  • 様々なところで刺激を受けたけれど、特にスライドの作り方や発表の姿勢について刺激を受けた。論文の内容も論理的で筋の通ってるものが多くてすごいと思った。
  • 教育の観点からそんな課題もあったのかと学んだし新たな視点を見つけることができてよかった。基礎研究がしっかりしているところは実践研究も確立していて土台となる基礎研究は大切なんだなと思った。
  • ほかの人の発表を聞いて、スライドや発表の姿勢、様々な面から学ぶことがあり、自分の発表に取り入れ活かすことができたと思った。
  • 考えた事もないような社会問題について知ることができたので良かったと思う。スライドの見せ方、レポートにおいてのグラフや表の効果的な使い方などわかった。
  • 千里フェスタなどをみて、スライドの表示の仕方や、発表する際の姿勢などを知ることができました。グラフなどを取り入れる点などを参考にするなどをするきっかけにもなりました。自分は一人探究だったので、ほかの人の研究を見ることで知れることがたくさんありました
  • 仮説や調査の進め方がわかりやすかったり、スライドの表現などがよかったり、参考にしたいことがたくさんあった。
  • 自分たちにはない発想で研究を進めていたり、スライドのデザインがとても凝られていたりして、自分たちの研究と比べて自分たちに足りないものに気づくことができた。
  • 調査としてイベントに参加している班があり、自分たちはインタビューの調査だったので、新鮮な気持ちで聞くことができた。
    スライドが、わかりやすいデザインや表・グラフを使っていたりして見やすい班があり、発表の面で勉強になった。
  • スライドが、わかりやすいデザインや表・グラフを使っていたりして見やすい班があり、発表の面で勉強になった。
  • スライドのまとめ方や、発表内容の要約の仕方、調査内容など
  • スライドをどう見やすくするか、どのように話せばわかりやすいかなど。
  • 調査を受けての考察の深さや、積極的にアポをとって調査をしようとしていた。
  • スライドのみやすい書き方、説得力がある言葉遣いを学びました。中間発表のときに、代表発表を聞いて、抑揚のある話し方がいかに聞き手に関心をもたせるかということを感じました。
  • 探究はやり方が結構定まっていて、どのテーマでもだいたい同じような研究方法だったりスライドだったりすると思ってやっていたので、他の人の研究を見てぜんぜん違うんだと驚いた。論文まで全然違ったので、初めからいろんなやり方があって、フォーマットもあるようでないんだという意識を持って研究をしていれば今とは違う研究になっていたかもしれないなとちょっと思ったので、他の人の研究を見るのは自分達の研究をブラッシュアップするのにとても役に立つと思う。
  • 各自自分の言いたいこと、主張したいことを効率よく伝えるためにわかりやすいスライドを作っていたので自分も手本にしてスライドを作成した
  • 実践研究の大切さを他の人の発表を見て刺激をもらった。
  • みんな実際に施設などに足を運んでいて実行力がすごいと思い自分も次はやってみようと思いました。
  • 結構思い切った仮説や新しい視点からの仮説を立てていて探究の価値を感じた。外部調査している人が多かったから、やりたかった。難しそうなテーマだったり思い切った内容でも最終は自分たちの手の届く範囲というか、実現できそうな内容で落ち着いていてすごいと思った。
  • 実践研究をすることで内容がより深まる
  • 他の人の研究では、実際に外部で調査を行っていたり、本格的に自分たちの探究を具現化しようとしていて、すごいなと思い、自分たちの研究にはまだまだ足りないところがあるなと思い返す事が多かった。
  • 自分と似たようなテーマでも視点などが違って、刺激になりました。
  • どのように次のリサーチクエスチョンを立てているかという学びがあった
  • ネットで調べるのではなく実践すればするほどすごいなと感じた。
  • C講座は食について調査しているペアが多かったので、フードロスや畜産業の問題などの問題の深刻さを理解することができた。
  • 講座内の似たテーマの研究の調査方法や考察はとても良い刺激になった。また代表発表の出来の良さは一年間とはおもえない研究で感動した。
  • 他の人達の研究を見聞きして似ているようなテーマなら自分が研究で調べていなかったことをしれたり、テーマが似ていなくても新しい見解で物事を見ることができた。
  • NPO法人の方のコメントは、当事者・企業・消費者すべての人の考えを踏まえたうえでの意見なのでとても役に立った。客観的な意見だったため、自分たちの意見に根拠を付け加えてもらえた
  • 学科、講座、講座内でそれぞれ違った視点での探究活動が行われていて、また、千里フェスタの代表発表の見学を通じて、なにかを人に向けて発表・発信する時の工夫などを学ぶことができた。
  • スライド作り。深く調べるために疑問を見つけて調べての繰り返しをすること。
  • 文章の構成。数字がもつ説得力
  • 類似研究部との情報交換
  • 他の人の研究を聞くことで、他のトピックを知ることができたり、同じでも違う解決方法を知ることができたり、学ぶことがたくさんありました・
  • 自分にはない着眼点や考え方がとても新鮮で、こんな発想があるのかと驚いたし興味深かった。
  • 初めの問いから大きく異なる考察で多様性が重視される現代社会にとって素敵な考え方を探究活動を通して見つけ出せている研究から刺激を受けた。自分の価値観とは異なり、ハッと気付かされるものがあった。
  • 人によって課題を見る視点が違うので面白かった
  • 具体性やスケールの大きさを感じてもっと頑張ろうと思わされた。
  • みんないい探究をしていて自分たちの探究がこれでいいのかと焦る気持ちがもっと深い探究に繋がったと思う。
  • 他の人の研究を聞いていて自分では気づかなかったことや知らなかったことを知ることができました。自分たちの探究にも活かせる発表があったりしたので、とても刺激を受けました。質問をするためにいろんな視点から多角的に発表を聞くことができたと思います。
  • 代表発表者に多かったことで、スライドに統一感があると発表がすらすら頭に入って来やすいことがわかった。
  • 聴衆に質問を投げかけることで、発表が面白くなることを学んだ。
  • それぞれ課題を設定する観点が違っていて、似たような課題でも視点を私たち高校生か社会全体としてみるかで全く結果、考察が変わってくるんだと考えさせられた。聴衆からの質問を受けても堂々とアンサーすることができていて、あらかじめ質問される内容を想像して頭の中に様々な情報を蓄えているんだと感じた。
  • 他のグループの研究から、テーマから仮説の設定をする力、結果から結論への導き方などの研究内容からの刺激だけでなく、発表の工夫やスライドのデザインなど、研究を通して得たものを発信する力から刺激を受けました。
  • 自分たちのグループは面白い視点で研究を進めているなと思っていたけど、他のグループの発表や論文を見て自分が考えもしなかったことに着眼していたり、発表をするという面では、スライドの構成、話し方、質問の返答すべて参考になった。
  • 自分の講座は福祉系だったので環境とか食品についての講義をきいて、探究活動を進めるためにどのような方法があるのかがわかった。そして他の講座の人たちが頑張っているのをみて自分も頑張ろうと心理的な刺激も受けた。
  • 発表の話し口調一つでも、引き寄せられたりつまらないと感じてしまったりした。なので同じ文章でも最終的に人の興味を惹きつけるのは結局自分のプレゼン能力だと思った。
  • 積極的に行動できるのすごいと思った。
  • 他の人の発表でスライドがとても見やすい班があって、内容が入ってきやすかったので、自分たちも真似できるところは真似した。また、発表の流れなど。
  • 発表の仕方やスライドの作り方など色々と参考にできることがあった。
  • 外部発表で、伝わりやすい話し方やポスターの工夫を吸収して、千里フェスタで発揮出来たのが良かったです。調査を直接行っているグループを見て、自分たちも信頼できる調査をするにはどうしたらいいのだろうと考えました。
  • 他の人の研究を見ると、内容を暗記してアイコンタクトを取りながら発表している人や、自分では発想できないようなユニークな解決策やアイディアを発表している人がいてとても刺激を受けた。
  • 聴衆の方々がこれまで知らなかったことを私達の研究から学んで下さったことを知ることができ、自分たちの研究について自信を持てたと思いました。フィードバックの中に原稿をただ読んでいるだけのよう見えたというコメントがあったので、自分の欠点が見えたなと思いました。
  • 独創的な解決策を思いついているグループもあり、0から1を創り出すすごさに刺激を受けた。
  • 他の学校の人達の発表を聞かせてもらったときに私達とは全く違うやり方でやっていたり、実践的に取り組んでいたところが良いなと思って刺激を受けました。校内でも、代表発表などを聞き、とても参考になるところがあってよかったです。
  • 他のグループと交流して、スライドの綺麗さに驚きとても刺激を受けたことがあった。私たちももっと見やすいスライドにしようと新しくスライドを作り直した。自分たちはずっと研究をしてきているので理解できても、発表を聞く人は初めて説明を受けるので、なるべく難しい単語を使わないようにしたり、図やグラフ、写真を使って見やすくしたり、聞いていて違和感がないようにスムーズな構成にするなどの工夫をした。
  • スライドがお洒落な上に内容が頭に入りやすく、参考にしようと思った。リサーチクエスチョンの設定の仕方や話の流れなどが分かりやすく、刺激を受けた
  • 研究に一貫性があって「新たに知った知識がたくさん増えた。
  • 他の人の研究を見て、世の中にある課題の多さに気がついた。他の人の研究が自分たちの研究にも繋がるところがあった。他の人の研究方法などを見て、こんなやり方があるのかと様々な方法を知り、自分たちの研究に取り入れることができた。
  • 外部発表に行ったことで、泉北高校の地元の農産物(泉北レモン)を使った地域活動をしているチームに出会った。そのチームは私たちのように仮説とその検証をするという形式ではなかったが、実践力がとても高いことに驚いた。このチームを見て、実践という意味では劣っていると感じ、もっと積極的な行動も必要だと感じた。
  • 同じテーマでも視点が違うことで、違う結論が出てくるのが面白かった。
  • みんな実践研究を積極的に行っていたり、仮説をなぜ立てたのかなどが明確でわかりやすくすごいと思った。
  • 身近なテーマから社会問題へ繋げられていて明確な結論が出ていた班が多かった。
  • 科学科の代表発表を見て本当に感激しました。文化科とは違って詳しい実験やデータを自分たちで得て結論を論理的に出しているところが本当にすごいなと思いました。
  • みんなそれぞれ疑問に思うこと、感じることが違って似ているテーマであっても視点が異なると全く違う研究になるからすごく参考になった。
  • 結果が出てそこからの考察や提案がそれぞれしっかりしていて、よく話し合っていたのがわかった
  • 自分が調べている課題を解決する意義があるのかを考えさせられた。
  • 自分の発表に足りなかったところや、より詳しくしたほうが良いところなどの点がわかり、参考になった。
  • 発表を聞いたり、講座内交流で自分のテーマと同じくらい他のグループのテーマにも詳しくなることが出来た。
  • テーマの絞り込みの大切さ、調査による説得力の違い(科学科のような実験や検証がメインの調査ほど、納得しやすい
  • 基本的に調べてデータ化しているのが多かったので(先行研究が)結構苦労したし自分で作ってみたりして結構大変だったのにすごいなと思った。
  • スライドを見やすくしたり、レポートをわかりやすくまとめていたので自分たちの研究を進める上で参考になった。
  • 調査をたくさん実行できていたところがすごくて見習いたいと思った。
  • 自分が全く知らない社会問題に対するテーマに取り組んでいる人がほとんどで、その内容について発表を聞くことで知見が広がった
  • 既に多くの人が思っている固定概念のようなものに疑問を感じたり、そもそものところに切り込こんでいる研究は当たり前を変えられるようですごく刺激があった。また、研究内容だけでなく、その研究を伝えるためのスライドや話し方などのプレゼンテーションの能力も驚かされることが多々あった。
  • 他の発表を見ると同じいじめのテーマであっても加害者側かあるいは被害者側かなど様々な問題を知ることができたし、自分ではあまり問題視していなかったことでも他の発表を聞くとこの問題もとても大事なんだと改めて気づくきっかけになった。
  • 科学探究は自分の好きな、得意な分野で戦っている人はとても楽しそうで、かつ時間も忘れるくらいに熱中している人もいて、科学の分野での研究はやはり面白いのだなと感じ、自分も研究をやってみたいなと強く思うようになった。
  • 自分では思いつかなかったような新たな視点があった。
  • 他の人の研究を聞いて、似たようなテーマの中にも様々な考えや解決策があり、答えは一つではないと実感しました。
  • それぞれが専門的な研究を行ってきていたので、自分の知らなかった内容をたくさん知ることができたのが面白かった。他の人が良い結果を出していたり、研究が進んでいたりすると、自分も頑張ろうという気持ちになれた。
  • 他の人の発表を見て流れやスライドのまとめ方、発表の仕方などグループによって十人十色で様々な刺激を受け、取り入れることができたと思います。
  • ほかの人の探究をみて、スライドの工夫などはたくさんの刺激を受け多くを参考にした。またほかの人の探究内容をきいて自分たちももっと実践研究をしないといけないなという気持ちになった。
  • 調査や考察をふまえた、具体的な解決方法の実践が充実していたチームもあり、すごいと思った。
  • 他の班の研究は自分が取り組んでいる分野と異なるものはもちろん、同じ分野であっても着眼点が異なっているためどれも刺激的な発表だった。内容だけでなく、話し方やスライドの構成といったプレゼン力が高いチームが多く、特に講座内発表を受けて多くのチームから千里フェスタに向けて技を盗む貴重な機会となった。
  • 講座内発表、中間発表、千里フェスタなどで、自分のチーム以外の発表を見ることができ、発表の仕方、研究の中で発見した疑問点、着目点の違い、を発見して自分の研究に取り込むことができました。そしてさらに他学科との研究の仕方の違いをも知れとても興味深かったです。
  • 発表を聞いて、小さな問題1つとっても原因は1つではなく、様々な原因が重なって起こっているのだと思いました。自分たちと似たような発表を聞いたが、最終的な考察が自分たちとは真逆のことを言っており、新たな考え方、視点を見る、聞くことができて面白かった。
  • 様々な視点からの問題解決をする意欲やスライド作りにおける工夫を感じた。
  • 講座内のグループのテーマが似たものから、「そういう考えもあるか」みたいな感じで新たな発見を得ることができた。
  • 講座内発表の時間では他のグループの技術を盗むよい機会でした。
  • 研究の調査においてインスタグラムの使用などの現代ならではの研究があって発想力に驚かされた
  • スライドによって内容の理解度が大きく変わってしまうから、スライドづくりはこだわるべきだったなと思った。ちゃんと調査を行っていた探究はすごく説得力があった。
  • 探究発表で中間発表以来初めて他の講座の発表もきいて、レベルの高さや新たな観点からの発表に驚きました。特に、実践力の強さがあった発表で〇〇さんたちが絵本を作っていたことや、他の講座では〇〇さんたちの教育教材をみずから作るなど行動力に驚かされました。見習いたいです。
  • 同じ講座の中で何度も発表や論文の交換を行って、実際に現地に足を運んで調査を行っていたり、複数の関係機関に問い合わせを行っていたりして自分たちも積極的に調査を行おうと刺激を受けた。
  • ある班とお互いに高め合って一年間頑張ってきた。
  • 高校生ができることの規模を現実的に考えて、計画を立ててうまく全体像を見通せたうえでの練られた発表をしているなと思った。全体を見通すということはなにかを遂行するうえでとても大切だと思った。
  • 他の人の探究発表の質が高かったので、自分たちも頑張らないといけないという気持ちになれた。
  • 発表文のまとまりを感じそこが刺激になった
  • 主に科学探究での数学を使った検証などが身近に感じられることができて非常に興味深かった。
  • 課題は違えど色々なものの見方があるんだなと感じ、様々な物事の見方があるんだなと感じました。面白い見方を知れた
  • 同じ講座の人が体験会の実施をしているのを見て、自分もなにか行動しようと思った。
  • 実際にインタビューをしたり、ボランティアに参加していたことが刺激になった。
  • みな、それぞれ違う課題を見つけ、問題を把握し、調査まで、しっかりと段階を踏んで探究していたのが本当に刺激になった。また、発表の仕方も、いかに聞き手を引きつけられるかを考えていたのがすごいと思った。
  • いろんなテーマの発表を聞いて、今まで自分が知らなかったことをたくさん知ることができ、新しい気付きがあった。発表の仕方やスライドも人によって色々な工夫があって自分たちの発表に向けて良い刺激になった。
  • それぞれのテーマの課題や現状について知ることができた
  • 他の人の研究を見て、自分では思いつかないような研究問題を知ったり、調査の方法などを見てこんなやり方もあったんだなと新しい考え方ができた。
  • 各々が工夫したスライドから自分たちのスライドにつながるヒントを得られた。
  • 代表者の講座から、行動力に大きな差があると思いました。また、科学科の研究には、実験なので答えが目に見えてあり、それと比較して、国際科の探究は目に見えない答えなので難しいと感じました。
  • 他の人の発表は筋がはじめから終わりまで通っていて内容が入ってきやすかったり、実際に実践をたくさんしていてすごかった。さらにスライドもとても工夫されていてとても見ていて興味がわくものがおおかったです。
  • 自分にはなかった探究の視点でした。また少しでもより見やすいような工夫がされていて勉強になりました。
  • スライドの字体やデザイン
  • 似たようなテーマでも調査方法が違っていると結論が違っていたこと。
  • 細かな情報が多くて、探究のプレゼンの話し方
  • 研究の流れがわかりやすく、論理的に考えるということがわかった。いろんなテーマがあり知らないことがたくさんあり自分の知識が増えた。
  • 他の研究でジェンダーレスデザイン自体に問題提起していたので自身の研究に役立った。
  • ジェンダーについての探究をしているグループがあり、校外での発表も一緒にする機会がありましたが、テーマは同じでもその問題に対しての考えが全く違う視点からのもので、とても刺激を受けたし、自分の探究に対しての考えも変わるきっかけになりました。
  • 自分には思いつかないようなリサーチクエスチョンを知ることができたので面白かった。
  • 話し方やスライドの工夫を見て、学べた。
  • 代表発表ではみんなが発表に興味が湧くような工夫が多くあった。
  • 他の人から得られた刺激としては、課題を発見する能力がすごいなと感じた。単に、今注目されている問題ではなく、マイナーな部分から課題を見つけていたり、それを解決するためのリサーチクエスチョンがしっかりしていたり、また考察もどの研究もとてもよくできていてすごく驚いたし、自分たちもこのように考察を行いたいと思った。
  • 代表発表のグループを最初見て、スライドの作り方や表現の仕方が全く違ったので、そのことを参考に作ることができた。
  • スライドのデザイン性が高いグループが多かった。アニメーションや文字の濃さを調整していた。本の作成など私たちにはなかった発信方法があり、1年間の成果が大きいものもあった。
  • インタビューだけでなく、校内でのアンケート実施や実際に物を作って校外で取り組みを行っていた。また、ゴミの廃棄やリサイクルなど大まかには同じ内容でも自分が知らないことをたくさん知ることができた。
  • 伝えなければいけない情報を簡潔に発表しているグループがあったのですごいと思った。仮説、調査、考察の流れがわかりやすかった。
  • 他の人のレベルの高い発表をみてアイデアが溢れてきた。
  • スライドのレベルがみんな高く感動した。
  • 自分たちとテーマが似ている研究から、自分たちにはない視点を見つけたりすることができ、自分たちよりも進んでいる研究をみて、自分たちも頑張らないとと思い追加調査への刺激になった。
  • スライドの作り方がわからなかったが、他人のスライドを見ると参考になる部分があり、見直しができた。自分たちと違った探究も見れてよかった。
  • どの研究もレベルが高く自分たちのハードルが上がった
  • スライドの丁寧さや発表の上手さ
  • プレゼンテーションがうまくて真似したいと思った。
  • 実際に行った調査の数の多さや、自分たちの研究の最終着地点が見定まっていて簡潔にまとまっていた研究が多かった。
  • 色々な調査結果のグラフ、資料から自分たちの述べたいことの根拠を裏付けるということができているのがすごいなと思った。調査の方法や結果からの考察も、自分たちでしっかりと考えられていたので参考になった。
  • 発表を聞く中で題が似ているチームもあったけれど目をつけたところやその問題の掘り下げ方伝え方など何から何まで異なっていてとてもその人たちの考え方の特色が表れるなと思った。
  • 発表の仕方やスライドのデザインについての刺激をもらいました。
  • 同科の代表発表を聞いて、スライドの出し方や研究結果の発表の仕方が自分たちとは違ってすごいと思った。
  • 他のグループの論文を見たり、発表を聞くなかで、いろんな視点からのアプローチを行っていることを自分たちの研究に活かすことができた。アンケートを自分たちで作り、他の人の意見を取り入れ自分たちの研究を良いものにしていて自分たちもできれば良かったと思った。
  • 課題を解決する方法として、様々な視点から調査していた。外部調査を行い、専門家の意見を参考にできたらなと思った。
  • 実際に取材を行ったり活動に参加したりなど自分たちよりも主体的に取り組むことができている発表が数多くあったため、その点が自分たちには足りていなかったと思った。